正直屋です。

今日は少し特殊な「2穴から1穴」への、お風呂の給湯器交換の事例をご紹介致します。

浴槽に追いだき用の穴が2つ空いている『浴槽隣接設置型』の給湯器をご使用されていたお客様から、設置年数も経過していることからそろそろ交換したいということでご依頼を頂きました。

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浴槽隣接設置タイプ(2つ穴)給湯器の特徴

浴室の外の壁と給湯器本体が2本の配管で接続されており、本体を外すと下の画像のように2本の連結管が見えます。

片方が、お湯を温めなおす際にお風呂の中のお湯を給湯器に取り込む管で、もう一方が、給湯器で温めなおしたお湯を浴槽に戻す管です。

『浴槽隣接設置型』タイプの給湯器が設置されている浴室は、最近主流のユニットバスではなく、タイル張りの「在来工法」と呼ばれる浴室の場合が多いです。

特にユニットバスへのリフォームをご検討されているお客様は、現在主流の設置フリータイプ仕様(1つ穴)へ変更して頂くことをお勧めします。

(隣接型は浴槽の深さが浅いユニットバスに接続できない場合があります)

 

設置フリータイプ(1つ穴)給湯器への交換方法

ここからは、設置フリータイプ給湯器への交換の方法をご紹介いたします。

先にご紹介した2本の連結管を撤去すると下記の様な穴が見ます。

この穴と2本の管が浴槽を繋いでいます。

下の穴を利用して新たに追炊き配管を設けます。

↓↓

外壁側の上の穴は、風雨が入らない様にしっかりと塞ぎ、シリコンコーティングで密閉します。

 

浴槽側も、使用しない穴に専用の蓋をします。

交換終了です。

 

今回は2つ穴から1つ穴給湯器(浴槽隣接設置型給湯器から設置フリータイプ給湯器)へ交換についてご紹介させて頂きました。